【米国】ウイグル族人権活動家ラビア・カーディル氏が会見、「弾圧」と中国を批判~ワシントン
中国の少数民族・ウイグル族の著名な人権活動家が27日、亡命先のアメリカで会見を行い、「中国政府はテロとの戦いを口実にウイグル族を弾圧している」と強く批判した。ワシントン市内で会見を行ったラビア・カーディル氏は、ノーベル平和賞の候補としても名前があがる人権活動家。中国政府は、新疆ウイグル自治区のカシュガル地区で先月28日、武装集団が警察署などを襲撃し、多数の死傷者が出たことについて、「暴力テロ事件」だと発表しているが、カーディル氏は、発表は事実ではないと反論した。