【ウクライナ】ウクライナ南東部で再び激しい戦闘、「休戦は事実上破られた」…混沌たる戦況、双方の真意と今後のシナリオは?
今年1月も半ばになろうという頃、ウクライナ南東部の休戦は事実上破られた。これに先立ち12月に、独立を宣言したドネツィク(ドネツク)とルハンシク(ルガンスク)の両人民共和国は、ウクライナ軍が増強され、新たな攻撃の準備を行っていると発表。また、両共和国のスポークスマンは、ドネツィクおよびその周辺地区が砲撃を受け、一般市民が被害を被っていると訴えていたが、その一方で、ウクライナ政府も同様の非難を浴びせていた。