【国際】「オレンジ色の囚人服は米国への当てつけ。日本人にも同じ服を着せたのは、日本も米国と同じく『敵』ということ」…保坂修司氏
シリアやイラクでは現地の人たちも過激組織に多数誘拐されており、そうした場合には身代金や敵対する勢力との捕虜交換について水面下で交渉が行われる。今回、こういう形で日本人の人質が公開されたのは、そうした実利的な誘拐とは別の意味があるのだろう。アルカーイダ系組織やイスラム国が外国人の人質にオレンジ色の服を着せるのは、米国が多くのジハード主義者をオレンジ色の囚人服を着せてグアンタナモ基地に収監したことへの当てつけだ。