【カンボジア】小型無人機「ドローン」での撮影禁止、プノンペンの王宮飛行で「プライバシーを侵すな」
カンボジアの首都プノンペンの当局は16日、市内でカメラを搭載した無人小型機「ドローン」を使って許可なく映像を撮影することを禁じる命令を出した。プライバシー侵害の恐れなどを理由としている。警察関係者によると14日、ドイツ人がシハモニ国王の住むプノンペンの王宮の上でドローンを飛ばし、一時拘束された。王宮では当時、国王の母でシアヌーク前国王夫人のモニク妃が運動をしていたといい、命令はこの事件を受けたものとみられる。