【ロシア】原爆投下「人道犯罪は明らか」 ロシア下院議長「時効ない」(産経)
ロシアのナルイシキン下院議長は25日、広島、長崎への原爆投下について「人道に対する犯罪であることは明らかだが、政治的、法的に適切な評価がなされてこなかった。人道に対する罪には時効がない」と述べ、米国を暗に批判した。モスクワで開かれた会議での発言をインタファクス通信が伝えた。会議は米国、英国、ソ連が第2次大戦の戦後処理を協議し、欧州の東西分割や北方領土問題を生じさせたヤルタ会談から70年を記念したフォーラムで、ナルイシキン氏はヤルタ会談が「世界の外交で最良の瞬間の一つ」だったと評価した。