【国際】「屈辱の日々が終わる。外国からの命令とはおさらばだ!」…ギリシャ・ロシア・中国・イスラム原理主義者をつなぐ「屈辱」の感情
アレクシス・チプラス氏は今年1月にギリシャの首相に選ばれる直前、有権者にこんな誓いを立てた。「月曜日には国民の屈辱の日々が終わる。外国からの命令とはおさらばだ」写真=ギリシャのレジスタンス戦士の墓碑に献花するチプラス首相。ナチス占領下で数百人にのぼる戦士が処刑された(1月26日、アテネ)=ロイター
国家の屈辱を強調したこの発言を、ギリシャがおかしいからと片づける気になった人は、世界のほかの国々にも目を向けるべきだ。