【中東】サウジなど10か国以上がイエメン空爆、武装勢力「フーシ」を攻撃…スンニ派のアラブ諸国、シーア派台頭を危惧
【カイロ=久保健一、ワシントン=今井隆】サウジアラビアのアーデル・ジュベイル駐米大使は25日、声明を発表し、サウジを中心とした10か国以上が、イエメンのイスラム教シーア派武装勢力「フーシ」に対する軍事作戦を開始したことを明らかにした。スンニ派のアラブ諸国が、シーア派大国イランの支援を受けるフーシの台頭を危惧して軍事介入に踏み切ったもので、イエメン情勢は周辺国を巻き込んでさらに深刻化していきそうだ。