【ボスニア】「サラエボ伝説の靴磨き」と呼ばれた父の後を継いで…「父親との約束は神聖なもの。体が許す限り、私はここで仕事をするよ」
【3月28日 AFP】ラミズ・パシッチ(Ramiz Pasic)さん(64)が亡き父から受け継いだ遺産は、帽子2つと眼鏡、馬毛のブラシ、そして靴磨き職人としての名声だ。父親はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ(Sarajevo)市内で60年間にわたり靴磨きを続け、地元の伝説となった。道路清掃会社で働いていたパシッチさんは、定年退職したときに父との約束を守ることにした。