【国際】独機墜落、副操縦士は2009年の段階で「深刻なうつ」…訓練中に親会社へ報告
【ベルリン=工藤武人】フランス南東部で起きたドイツの格安航空会社ジャーマンウィングス機墜落で、親会社のルフトハンザ航空は3月31日、同機を意図的に墜落させた疑いのある副操縦士、アンドレアス・ルビッツ容疑者(27)が、2009年の時点で「深刻なうつ症状だった」とする報告を受けていたと発表した。同容疑者は08年にパイロット育成施設で訓練を受け始めたが、翌年になって訓練施設に「深刻なうつ症状だったが回復した」と電子メールで報告していたという。