【ミャンマー】ミャンマー大統領、内戦の原因について「英国の植民地支配下での分割統治政策が、民族間の不信をもたらした」…和平険しく
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【ネピドー春日孝之】ミャンマーのテインセイン大統領は9日の毎日新聞との会見で、独立(1948年)以来続く少数民族武装勢力との内戦の原因について「英国の植民地支配下での分割統治政策が民族間の不信をもたらした」と繰り返した。一昨年来の和平交渉は3月末、政府と武装勢力(16組織)の間で「全土停戦」に向けた草案合意にこぎつけたが、恒久和平にはほど遠く、内戦は「民主化」や経済発展の大きな足かせになっている。