【ウクライナ】ウクライナ議会で審議予定の法案は、経済改革後退させる=IMFが警告、ポロシェンコ大統領も拒否権発動を示唆
[ワシントン 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の欧州担当責任者、パウル・トムセン氏は12日、ウクライナ議会で数週間以内に審議が予定されている法案が可決されれば、財政再建に向けた取り組みが大きく損なわれると指摘し、改革を後戻りさせるべきではないと警告した。同氏はさらに、外貨建て借り入れをフリブナに換算して返済することを決めた別の法案についても、国内銀行に打撃を与え、預金者や借入者も影響を受けるとの見方を示した。