【アメリカ】「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」の著作権は誰のもの? 使用料16億円支払いで和解へ
誕生日を祝う歌「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」をめぐり、著作権を主張する会社に映画製作者らが歌詞の著作権の無効や支払った使用料の返金などを求めていた訴訟で、同社が9日までに使用料1400万ドル(約16億円)を返金する和解案で合意した。訴訟では米音楽産業大手ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)の関連会社「ワーナー・チャペル・ミュージック」が、原曲の著作権を前身の会社が購入したと主張したが、米ロサンゼルス連邦地裁は昨年9月、ピアノによる編曲の著作権は有するが、歌詞の著作権はないと判断した。