【イエメン】高齢者施設に武装集団、修道女ら16人死亡
紛争が続くイエメンの南部アデンで、カトリック系の高齢者施設が襲撃を受け、修道女4人を含む16人が死亡したことが6日までに分かった。バチカン(ローマ法王庁)が明らかにした。バチカンの発表によると、武装集団は4日、施設の建物に突入した後、一部屋ずつ回って計16人の手を縛り、頭部を銃で撃って殺害した。バチカンのフィデス通信によると、死者のうち4人は、カトリックの「聖人」認定が決まっているマザー・テレサが設立した修道会「神の愛の宣教者会」のメンバー。