【豪州】悪性脳腫瘍の6歳男児に抗癌治療を…化学療法拒否の両親に裁判所が命じる
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オーストラリア医療組合によると、裁判所は昨年12月に悪性脳腫瘍と診断を受けた6歳の男児の両親に対し、男児に化学療法を受けさせるよう命じる判決を下した。両親は男児が“実験用ねずみ”のように扱われるとして化学療法を拒否していた。連邦家庭裁判所のサックレイ裁判官は、医師らは男児が治療を受けなければ数か月以内に死亡するとしているとした上で、「両親は最善と考えられる行動をとっていない」と述べ、親だからといって何をしてもいいわけではないとの見解を示した。