【シリア】空爆で30人死亡、停戦は事実上崩壊か
シリア各地で23日、同国政府軍と反体制派による大規模な戦闘が発生し、少なくとも30人の一般市民が死亡した。スイス・ジュネーブ(Geneva)での和平交渉が停滞する中、過去8週間続いた停戦協定が危機に瀕(ひん)している。在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」の代表は、戦闘がエスカレートしたことにより、シリア政府軍とイスラム過激派組織以外の反体制派間で合意された停戦協定は事実上崩壊したとみられると述べた。