【イギリス】チルコット報告書が公表、ブレア元首相への批判が殺到・英世論はA級戦犯扱い
2003年3月に開始されたイラク戦争開戦の決定が果たして正当な手続きの元で進められたのかを調査したイギリス政府が設置した第三者委員会による調査報告書「Chilcot report(チルコット報告書)」がイギリス国内で大きな波紋を呼ぶところとなっている。2003年当時、トニー・ブレア首相は、イラクのフセイン政権が大量破壊兵器を保有していると断定した上で、危険なフセイン政権を排除するためにはイラク開戦は不可避な選択としていた。