【フィリピン】自身をヒトラーに重ねた発言に対しユダヤ人団体などから抗議の声 ドゥテルテ大統領が謝罪
違法薬物撲滅政策を進めるドゥテルテ大統領が、自身をナチス・ドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラーになぞらえ、300万人のフィリピン人麻薬常用者を「喜んで殺害」と発言したことで、大統領は2日午後、自身の発言を謝罪した。大統領は同日午後、ビサヤ地方西ネグロス州バコロド市で仮面祭りとして知られるマスカラ祭に際して行った演説の中で、「私としては、ナチス・ドイツにより殺害されたユダヤ人600万人を悪く言うつもりは全くなかった」と自身の発言について弁明。