【イラク】クルド自治区の独立問う住民投票始まる、イラク政府は対抗措置警告
イラク政府は対抗措置警告イラク北部のクルド自治政府による独立の是非を問う住民投票が25日、自治区内の各地で始まった。イラク中央政府は国の一体性を守るとして対抗措置を警告しており、自治政府にとって重要な財源である石油の収入を断つと威嚇している。投票所は油田地帯として知られ、帰属をめぐって中央政府と自治政府が対立するキルクーク(Kirkuk)県をはじめ、アルビル(Arbil)県、スレイマニヤ(Sulaimaniyah)県、ドホーク(Dohuk)県など、自治区内の各地に設置された。