【アメリカ】「野生のアリクイ」実は剥製、野生生物写真コンテストの授賞取り消し
(CNN) 夜空に満点の星が広がるブラジルのエマス国立公園。蟻塚に群がる発光虫が夜の闇を照らし出す。その下には、そっと忍び寄るアリクイの姿――。そんな光景をとらえた写真家マルシオ・カブラル氏の作品「ナイト・レイダー」は、英自然史博物館が主催する野生生物写真コンテストで昨年、入賞を果たした。ところが写真に写っているアリクイが、実は剥製(はくせい)だったことが分かったとして、同博物館は27日、授賞の取り消しを発表した。