【パキスタン】「トランスジェンダーであるだけで殺される国」パキスタンに「LGBT法」成立
■個人の事柄である「性」を、公的なものとして国が保護しようという姿勢は、日本より進んでいる・パキスタンでトランスジェンダーの権利を認める法律が成立した・イスラーム圏では性的少数者が差別されることが多く、パキスタンの事例は基本的に個人の事柄である「性」が、国家によって法的に保護されるべき公的な事柄として扱われる、現代の世界の象徴でもある・日本ではLGBT法の議論がほとんど進んでおらず、性をあくまで「私事」として扱うことは、結果的に性的少数者の権利を保護しないことにつながる2018年5月10日、パキスタン議会はトランスジェンダーの権利保護を定めたトランスジェンダー法を成立させました。