【バチカン】「祈りと断食で悔い改めを」性的虐待受け、教皇が全信徒に向け書簡 日本語訳全文が公開
聖職者らによる未成年者に対する性的虐待問題を受け、ローマ教皇フランシスコは、カトリック教会の全信徒に向けた書簡を発表した。「神の民への教皇フランシスコの書簡」と題したもので、「一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しむのです」(コリント一12:26)という使徒パウロの言葉を引用。被害者が受けた傷は決して消えるものではなく、こうした事態が二度と繰り返されないよう、教会全体で取り組む必要があると強調し、全信徒に向け「祈りと断食という悔い改めのわざ」を行うよう勧めている。