【花見】メキシコ市彩るジャカランダ 1世紀前に日本人造園家が導入
【3月28日 AFP】日本人が春に桜の花を楽しむように、メキシコでも春に咲く花をめでる文化がある。約100年前に日本人造園家が導入したジャカランダ(ハカランダ)の木だ。毎春、首都メキシコ市では、ジャカランダが咲き誇り、市内一面をすみれ色に彩る。歴史研究者のセルヒオ・エルナンデス(Sergio Hernandez)氏によると、1920年代にメキシコ市市内の大通りにジャカランダの木を植えたのは、日本から移住した松本辰五郎(Tatsugoro Matsumoto)氏だった。