【レバノン】ベイルート南部にイスラエルの空爆、ヒズボラ高位指揮官ら死亡
イスラエル軍は20日、レバノン首都ベイルートの南部にあるイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点を攻撃し、ヒズボラの高位指揮官イブラヒム・アキル氏を含む十数人が死亡した。双方の紛争は急速に激しさを増しており、全面戦争の懸念が高まっている。アキル氏はヒズボラの精鋭部隊「ラドワン部隊」のメンバー。イスラエル国防軍(IDF)のハガリ報道官は、アキル氏のほか指揮官「約10人」が死亡したと明らかにし、イスラエル北部ガリラヤの地域社会を急襲、占領する計画だったと非難した。