【民主党敗北】菅首相、落選の千葉法相を民間人として続投へ…「44議席」は橋本内閣退陣と同じ数だが、民主党は動き鈍く
・参院選で民主党大敗で、菅直人首相は厳しい政権運営を迫られる。首相は続投の意向を表明したが、党内では小沢一郎氏に近い議員らを中心に首相の責任論が浮上。「脱小沢」路線の党執行部の刷新、挙党態勢を求める声も出ている。党内では首相の「消費税発言」が争点化されたことが敗因だとの受け止めが大勢だ。山梨選挙区で辛勝した輿石東参院議員会長は、記者団に「首相の責任に持っていくことはしない」と語ったものの、党内の受け止めは厳しい。