【四国】早明浦ダム、来月5日にも貯水率0に…発電用の水を緊急放流へ
四国4県などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は23日、早明浦(さめうら)ダム(高知県)の貯水率が0%となった場合、残りの水力発電用の水を緊急放流することで合意した。ダムは22日に上流域で34ミリの降雨があり、貯水率は一時的に上向いたが、その後は再び低下。早ければ9月5日にも0%となる見込み。ダムには、貯水率算定のベースとなる生活用水(農業・工業用含む)のほかに発電用水約2200万トンが貯留してあり、過去に貯水率が0%になった1994年、2005年、08年にも緊急放流された。