【考古】ペルー、パコパンパ遺跡で頭がジャガー体は人間の石像
南米のペルーにあるおよそ2800年前の遺跡で、当時、あがめられていたジャガーの頭と、人間の体を持った珍しい石像が、日本とペルーの研究チームによって発見されました。古代アンデス文明の宗教的な指導者が次第に権力を持っていく過程を示す貴重な発見だと考えられています。この石像が見つかったのは、ペルー北部のアンデス山脈にある「パコパンパ遺跡」で、ことし8月、大阪・吹田市にある国立民族学博物館の関雄二教授とペルーの国立サン・マルコス大学の研究チームが発掘しました。