【国際】スレブレニツァ大虐殺時、逃げてきたイスラム教徒3人をセルビア人勢力に引き渡す オランダ最高裁、政府の責任を認定
○ボスニア大虐殺、オランダ政府の責任認定
オランダ・ハーグの最高裁は6日、1995年にボスニア・ヘルツェゴビナで起きたスレブレニツァ大虐殺に絡み、セルビア人勢力にイスラム教徒3人が殺害された事件の責任を巡る訴訟の上告審で、2011年の控訴審判決を支持し、オランダ政府の責任を認めた。判決は当時、国連防護軍として駐留していたオランダ軍部隊が、部隊施設に逃げ込んだ3人をセルビア人勢力の要求に屈して避難させず、同勢力に引き渡したと指摘した。