【埼玉】秩父の伝統絹織物、「銘仙」「太織」再発見…秩父市内の百貨店、あす9日まで(写真)
秩父地方の伝統的な絹織物「秩父銘仙」と「秩父太織(ふとり)」を紹介する展示会が、秩父市上町の矢尾百貨店で開かれている。九日まで。入場無料。地域に絹織物が根付いた歴史を再認識してもらおうと、市内の新啓(あらけい)織物と石塚工房が出展した着物や帯など約四十点が展示されている。銘仙は見る角度によって色が変わるのが特徴で、太織は百個前後の繭からくり出した糸ををよらずに製糸するため空気を含みやすく着心地が良いという。