【製品】電動車いす、誤使用などで死亡事故多発
電動車いすの誤った使用や不注意などで死亡事故が多発しているとして、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。NITEによりますと、2012年度までの5年間に電動車いすの事故は91件発生し、このうち死亡事故が33件ありました。死亡した33人は全員が60代以上の高齢者でした。事故原因で最も多いのは「誤った使用や不注意」によるもので、操作ミスで路肩から側溝や水田に転落したり、カーブを曲がりきれず転倒したなどの例が多く、中には、踏切の途中でバッテリーが切れて停止したという例もありました。