【社会】スパイン密度とシナプス活動が夜間増大することにカテプシンSが関与する事を突き止めた
九州大学(九大)は9月24日、「大脳皮質体性感覚野」に分布する「ミクログリア」は「内在性分子時計」を持ち、ミクログリアに特異的な「リソソーム性プロテアーゼ」である「カテプシンS」の発現を制御していることを明らかにし、さらにミクログリアより分泌されるカテプシンSが皮質ニューロンの樹状突起「スパイン」の密度ならびにシナプス活動の、夜間増大し昼間減少するという日内変化に関与していることを突き止めたと発表した。