【社会】邪馬台国はどこに 研究者ら持論展開
★邪馬台国はどこに 研究者ら持論展開
吉野ケ里歴史公園の特別企画展「よみがえる邪馬台国 倭人伝の道」に合わせた
特別フォーラムが29日、同公園で開かれた。畿内説、九州説を唱える研究者がそれぞれ登壇し、魏志倭人伝の研究、遺跡の発掘成果を踏まえた持論を展開した。西谷正・九州大学名誉教授は「九州説をとった場合、吉野ケ里が最も有力だが、畿内説を考えた場合、吉野ケ里は弥奴(みな)国と考えられる」と指摘し、日本書紀の記述や三根に近く、その地名の類似性などを基に持論を展開。