【岩手】「きれいに咲いたソバの花を通じて、多くの人にこの地域の魅力を知ってもらいたい」…寒風に深まる赤、二戸でソバの花鮮やか
きょうから10月。県内は秋本番、そして朝晩の冷え込みに冬の気配を感じるころを迎える。稲庭岳(1078メートル)を望む二戸市浄法寺町の農業斉藤富春さん(64)の15アールの畑では、主に観賞用として8月上旬に種をまいた高嶺ルビーが一面に広がっている。通称「赤ソバ」。寒暖差が大きくなると赤みが増すといい、斉藤さんは「きれいに咲いたソバの花を通じて、多くの人にこの地域の魅力を知ってもらいたい」と語る。