【外交】日米豪外相が共同声明、「現状を変更する威圧的、一方的な、いかなる行動にも反対する」…尖閣列島めぐる中国の動きを念頭に牽制
岸田文雄外相、米国のケリー国務長官、オーストラリアのビショップ外相は4日午後(日本時間同)、インドネシア・バリ島で戦略対話を開き、共同声明を発表した。沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国の動きを念頭に「東シナ海で現状を変更し得る威圧的、一方的な、いかなる行動にも反対する」とけん制した。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国が領有権を争う南シナ海の問題に関しても「航行の自由」確保や国際規範の順守の重要性を明記した。