【石川】「まるで絵のよう」「すがすがしい気分になりました」…石垣を眺めて秋の一服、金沢城・兼六園大茶会、しいのき迎賓館で初開催
「金沢城・兼六園大茶会」(石川県茶道協会、北國新聞社など主催)は2日目の5日、着物姿の愛好者らが金沢市中心部の5会場を巡った。初めて会場となったしいのき迎賓館では、ガラス越しに広がる金沢城公園の石垣や緑が借景となり、来場者から「まるで絵のよう」とため息がもれた。しいのき迎賓館では、ガラス張りの洗練された会場に立礼(りゅうれい)の茶席が設けられ、裏千家野島宗栄社中が、深まる秋を感じさせるもてなしを繰り広げた。