【福岡】三井三池三川鉱爆発事故から50年、大牟田市が企業と合同で初の慰霊祭…「炭鉱の負の歴史にも向き合うべき」、市民の声に方針転換
福岡県大牟田市は6日、死者458人を出した三井三池三川鉱の炭じん爆発事故から50年となる11月9日、三川鉱跡で慰霊祭を執り行う方針を固めた。市や企業などでつくる実行委が主催する形で準備を進めており、行政が慰霊祭に関わるのは今回が初めて。古賀道雄市長は当初、「民間の事故」として慰霊祭に消極的だったが、「炭鉱の負の歴史にも向き合うべきだ」とする市民の声が強まり、方針転換した。