【社会】埼京線、「ATACS」で無線による運行制御…信号機、ATS不要に
JR東日本は8日、信号機や自動列車停止装置(ATS)が不要となる新しい列車制御システムを、2017年秋から埼京線の池袋―大宮間に導入すると発表した。同じシステムは宮城県のJR仙石線では11年から導入されているが、過密ダイヤで運行されている首都圏の通勤路線では初めての採用となる。新しい列車制御システム「ATACS(アタックス)」は、沿線の基地局が列車の位置情報を無線で把握し、先行する列車との間隔を計算して、運行を総合的に制御する仕組み。