【社会】学校の斡旋で中3男子が工事現場でバイト、事故死…業者側「過失は無い」と争う姿勢。栃木
群馬県桐生市の工事現場でアルバイトをしていた足利市の中学3年石井誠人君(当時14歳)が、崩れた壁の下敷きになって死亡した昨年8月の事故で、両親が雇用した業者側を相手取って損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、宇都宮地裁(岩坪朗彦裁判長)であった。両親側が安全注意義務を怠ったとして約1億1112万円の損害賠償を求めたのに対し、業者側は「過失責任はなかった」とする答弁書を提出して争う姿勢を示した。