【社会】福島原発事故、作業員の被ばく線量を約20%過小評価している可能性…国連委指摘
東京電力福島第1原発事故直後の現場作業員の内部被ばく線量が、実際より約20%過小評価されている可能性が国連科学委員会の報告書で明らかになった。日本の調査では、半減期が極めて短い放射性物質の影響が考慮されていなかったためという。政府や東電は、健康管理体制の見直しを迫られる可能性がある。国連総会に提出された報告書によると、日本における現場作業員の被ばく線量の評価で、半減期が約20時間のヨウ素133などの影響が考慮されていなかった。