【山形】色づき始めた鳥海山、自然・実りに感謝込め…神鹿の角切り落とす「神鹿角切祭」、鳥海太鼓の演奏や、芋煮の無料振る舞いも
遊佐町の第34回「神鹿(じんろく)角切祭」が13日、鳥海山中腹の国民宿舎「大平山荘」鹿公園前で行われ、同町の少年議員2人が長く伸びた雄ジカの角を切り落とした。同鹿公園では、町が6月から10月までニホンジカを飼育。そばに鳥海山大物忌神社中の口宮が祭ってあることから「神鹿」と呼んでいる。角切祭は、秋の鳥海山をPRするとともに、繁殖期を前に雄ジカ同士が争ってけがをするのを防ごうと1976年からこの時期に開催。