北播磨屈指の大社、兵庫県加東市社の佐保神社は、秋祭りの本宮を迎え、名物の屋台練りが繰り広げられた。2台のみこしに続き、軽快な伊勢音頭の節に乗せて、それぞれ緑、茶、黒、赤の布団を乗せた新町、上中、上組、下組の豪華絢爛な屋台が、順番に境内へ入ってきた。それぞれの屋台はひとしきり練った後、本殿前に進み、練り子らの「それ、サッシィノセッ!」の掛け声と共に高々と宙へ差し上げられると、観客から大きな拍手が寄せられた。

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