【大分】「妻が帰ってきたようだ」…亡き妻の願いで植えたフジバカマの花に、“渡りチョウ”アサギマダラ来た
長距離を移動する“渡りチョウ”として知られるアサギマダラが、竹田市入田の麻生明光さん(85)の畑に12日、初めて飛来した。昨年4月に亡くなった、妻の君子さん(享年80歳)の願いで、フジバカマを畑に植えて待っていた。明光さんは「妻が帰ってきたようだ」と花の周りを飛ぶチョウの姿を見つめている。亡くなった君子さんは、アサギマダラが姫島村や豊後大野市三重町などに飛来するニュースを見て「見に行きたい」と話していた。