【長野】「よっ、待ってました!」、威勢のよい掛け声や、おひねり次々…伝統の「大鹿歌舞伎」威勢よく、三百年以上続く伝統の舞台を披露
大鹿村で二十日、国選択無形民俗文化財「大鹿歌舞伎」の秋公演があり、村人たちが三百年以上続くとされる伝統の舞台を披露した。雨のため、会場は市場神社境内から大鹿中学校体育館に変更されたが、千人を超える観客で大盛況。映画「大鹿村騒動記」(二〇一一年公開)の中でも演じられた「六千両後日文章重忠館の段」など二幕が上演されると、「よっ、待ってました」という威勢のよい掛け声や、おひねりが次々と飛んだ。