【福岡】「1ミリの違いにこだわると、本物に近づける気がする」…数ミリにこだわる“職人技”、廃材で法隆寺を再現、小倉南区の松尾さん
小倉南区の松尾忠彦さん(78)が、趣味の一環で木の廃材を使った模型作りに励んでいる。帆船や寺院を模した作品はいずれも精巧で、9月中旬には本物そっくりの国宝・法隆寺を完成させた。数ミリ単位のバランスにも気を使う“職人技”は近所でも評判で、松尾さんは「多くの人を喜ばせたい」と意気盛んだ。幼いころから手先が器用だったという松尾さんは、5年ほど前にオランダ船の写真を見て、帆船の模型を作ることを思い付いたという。