【東京】「天守閣を東京の新しいシンボルに」…江戸城天守閣、木造で復元、東京のNPOが構想、高さ約60メートル、総事業費は350億円
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江戸城天守閣の再建を目指す東京のNPO法人が、26日までに復元構想を発表した。1657年に焼失した天守閣を木造建築で再現する。東京五輪と同じ2020年の竣工が目標。ただ、天守閣跡は国有地の皇居・東御苑にあり、特別史跡に指定されている。総事業費350億円の調達も課題で、実現へのハードルは高そうだ。このNPO法人は、大学教授や会社員らでつくる「江戸城天守を再建する会」(東京・千代田)。