【香川】エロスとタナトスを表現、アラーキー列車が運行開始 「我々の常識を完全に超えた」とJR四国社長も脱帽
写真家の荒木経惟(のぶよし)さんの作品を車体に描いた「アラーキー列車」が12日、香川県内のJR線で運行を始めた。20日開幕する瀬戸内国際芸術祭の作品の一つ。妖艶(ようえん)な花々や赤ちゃんの人形などが車体全面を埋める。荒木さんの作品に共通する「エロス(性、生)とタナトス(死)」を表現したという。予讃線や土讃線の快速列車などに使われ、JR四国の泉雅文社長も「われわれ鉄道屋の常識を完全に超えた」と脱帽。