【調査】「本を読み聞かせた子供ほど、読書量も多くなる」 学校読書調査で判明、小学生で傾向が顕著に
毎日新聞が全国学校図書館協議会(全国SLA)と合同で実施した「第59回学校読書調査」の結果がまとまった。小学生らに1カ月の読書量を聞いたところ、就学前に家庭でよく読み聞かせをしてもらったと答えた子ほど、読む冊数が多かった。こうした傾向は基礎学力をつける小学生で顕著に見られ、中学生まで続いた。小学校入学前に家で本を読み聞かせてもらった経験を尋ねると、小学生の49%、中学生の36%、高校生の39%が「よく読んでもらった」と答えた。