【日台】134人が殺害され日本中を震撼させた霧社事件から83年、記念館に来訪者絶えず
日本統治時代の1930(昭和5)年に発生した霧社事件からきょうで83周年。2011年に台湾映画「セデック・バレ」が公開されて以降関心が高まり、リニューアル工事が完成した関連記念館には毎日多くの観光客が訪れている。26日付けの自由時報が伝えた。霧社事件は台湾中部・南投県仁愛郷に存在した台湾原住民・セデック族(当時はタイヤル族に分類)の霧社地区で、日本の統治に不満を抱いた反抗勢力がこの日行われていた運動会になだれこみ日本人を対象とする殺りく作戦を展開、134人が殺害された。