【三重】「南方からの潮の流れに乗って熊野灘まで来たのでは」。珍魚が網に!尾鷲で「ネズミフグ」捕獲…鍋にしておいしく味わいました
尾鷲市早田町の早田湾の小型定置網で二十七日、珍しいネズミフグがかかり、関係者を驚かせた。ネズミフグはハリセンボンの仲間で、体長五〇~九〇センチに成長する。熱帯域のサンゴ礁や岩礁に生息し、貝類やウニ類を食べる。体全体にあるとげと大きな目が特徴で、沖縄県ではみそ汁や鍋料理などに利用される。二十七日夕、同町の漁師山本義忠さん(76)の仕掛けた小型定置網にかかったネズミフグは体長六〇センチ、体重八キロ。