本格的な紅葉シーズンを迎え、岡山県内各地の名所でも赤や黄、朱色のグラデーションが、深まる秋に彩りを添えている。同県鏡野町の国名勝「奥津渓」は、吉井川に架かる大釣橋(同町奥津川西)付近が見どころの一つ。葉を赤く染めたカエデがせせらぎに映え、絶景をさらに引き立てる。今月半ばまでが見頃といい、写真撮影に訪れた岡山市の男性(50)は「ピークには少し早かったが、きれいな景色の中での散策は気持ちいい」と話した。

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