【中国】山西省の連続爆発事件、「圧力鍋爆弾」を使用か…乗用車や周辺ビルにも鉄片やくぎ刺さる、現政権に強い不満を抱く人物が犯行か
中国山西省太原市で六日朝に発生した連続爆発事件は、一人が死亡し八人が負傷する惨事になった。殺傷力が高い手製の小型爆弾を使用したとみられ、乗用車や周辺ビルにも鉄片やくぎが突き刺さっており、中国内ではこれまでにない悪質な犯行といえる。標的とされた省共産党委員会の建物は、中国共産党と政府の象徴で、現政権に強い不満を抱く人物が、市民も犠牲になることを分かった上で、犯行に及んだとみられる。